精神的(うつ病)原因による不眠とオススメのサプリメント
2016/11/17
睡眠障害の原因はいくつかあります。その中でも「うつ病」や「統合失調症」などの精神的疾患が原因である「精神的原因」のことについて、原因と予防・対策を教えてくれませんか?
不眠の精神的原因は精神疾患そのものが原因
睡眠障害は「睡眠障害国際分類(ICSD)」によると、不眠症の原因は11種類に分けられるとしています。ただし、実際の病院や臨床の現場では11種類は多すぎる上に、一部の原因は殆ど相手をすることがない為に次の5つに集約されます。
- 身体的原因
- 生理的原因
- 心理的原因
- 精神的原因
- 薬物的原因
今回のテーマである精神的原因とは、精神疾患による症状結果不眠を発症しているものを言います。
不眠症を引き起こす主な精神疾患は次の通りです。
- うつ病
- 統合失調症
- 感情障害
- 気分障害
- 双極性障害
- 不安障害(パニック障害・全般性不安障害・PTSD)
これらは心の病気だったり、天性的・後天的に脳のホルモンや分泌物のバランスが崩れた結果起きたケースなどがあります。
また、長期間の不眠症が原因で精神疾患を患うケースも少なくないですので可能な限り不眠症は早期に改善していきたいですよね。
精神的不眠症の予防と解決方法
精神的不眠症の予防・改善はかなり難しいですね。はっきりと「これで改善できます!」「あの成分が足りていないからうつ病になる」と言い切るサイトや書籍がありますが、本当にそんな事が出来るのなら世界中の医師がその手法を取っていますし、精神的なことで悩む人もいなくなっているでしょうね。
実際に行われている精神的不眠症の改善方法は2つ。ひとつは生理的なアプローチ。もうひとつが心理的アプローチです。精神的原因は心理的・生理的原因の症状が限界まで達した為に起きた症状。どちらのアプローチも大切なんですよ。
各種精神障害の治療のついでに「光療法」と呼ばれる不眠治療を行う医師がいます。太陽に似た強い光を一定時間浴びさせることで体内時間を調整、ホルモンバランスを整えていきます。一般的にこの光療法は生理的不眠症の人を対象にしているのですが、精神的不眠症の場合でも不眠改善効果があるだけでなく、精神疾患そのものにも一定の成果を上げるケースがありますね。
先ほども少し書きましたが、精神疾患の方はホルモンバランスなどが崩れています。なのでサプリメントや食事療法などで必要な栄養素を摂取ことも大切です。ゆっくりと体内の分泌物を正常に戻していく方法もありますね。
精神的不眠症の場合は心と体、どちらもしっかりと対応しないとすぐに再発してしまいます。不眠を解消しても精神的な問題が残っていたらいずれはまた不安のせいで不眠になり、精神だけを改善しても眠れないストレスで精神疾患をすぐに再発します。
精神疾患を治す為に薬が処方されますが、同時に睡眠薬も処方されます。これ等の薬は正しく使わなければあなたを一生薬漬けにしてしまう劇物。本当に必要なのか、どの程度の期間服用するのかを一度しっかり決めつつ睡眠薬に頼らない改善方法を模索していきましょう。