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うるさい赤ちゃんの夜泣きは4ヶ月まで!夜泣きの原因は体内時計?

      2016/09/26

母親になって一番大変なのが「夜泣き」。深夜グッスリ寝たいのにいきなり「オギャア!」と泣くことで安眠を妨害されてイライラ。

お乳も飲まない、おねしょもしていない。だけど泣く。一体この夜泣きはいつ終わるのでしょうか?原因や対策方法は無いですか?

原因不明の夜泣きは4ヶ月まで!

TaniaVdB / Pixabay

TaniaVdB / Pixabay

人がもっとも不眠症に陥る原因のひとつに赤ちゃんの夜泣きがあります。むしろ日本のお母さんのうち99%は赤ちゃんの夜泣きで一度はストレスを抱えているはず。

深夜グッスリ寝ているのに、いきなりオギャー!と泣いてお母さんもお父さんも起きてしまう。特にお父さんは「仕事で疲れているんだからどうにかしてくれ」なんてプレッシャーをかけてくる。正直イヤになってしまいますよね?

赤ちゃんの夜泣きですが、睡眠学的には約16週(4ヶ月目)以降に落ち着いてきます(あくまで睡眠学での話。それ以降については後ほど説明しますね)。

世界的な睡眠の学者であり、レム睡眠を見つけたナサエエル・クレイトマンが赤ちゃんの睡眠時間について研究したところ、生後4ヶ月までの赤ちゃんには体内時計が存在しないことが分かりました。そのため睡眠時間がバラバラになり、それが夜泣きとして現れてしまうのですよ。(「睡眠と覚醒」より)

ですが4ヶ月目以降になると次第に体内時計がしっかりと形成。朝起きて、夜に寝るというパターンが少しずつつかめてくるのです。

赤ちゃんは体内時計を生成するまで、以下のような道筋を通ります。

生後1~8週間の起床時間は完全にランダム

赤ちゃんが誕生して最初の1~2ヶ月は完全に体内時計が存在せず睡眠時間もバラバラ。その為、一番夜泣きがひどくお母さん達が一番振り回される頃ですね。

この段階だと正直まったく対策の仕様が無いので、ひたすら耐えるしかありません。

生後9~15週間までは25時間生活

この頃になると少しずつ体内時間が生成されていきます。

ただし、この時の体内時間は25時間。なぜ1日は24時間なのに赤ちゃんの体内時計は25時間なの?と思われる方もいるかと思います。

体内時計についてのページでも軽く説明していますが、そもそも人の体内時間が本来25時間なのです。なのである意味この段階で体内時計そのものは完成しているのです。

人は光を浴びることで体内時計を24時間に調整しています。ですが赤ちゃんには太陽光で1日を24時間に調整する機能がまだ備わっていません。よって毎日毎日1時間ほど寝る時間がズレいってしまうのです(フリーラン現象)。

赤ちゃんのフリーラン現象を知っていれば、「赤ちゃんは大体この時間に夜泣きをする」ということが分かります。赤ちゃんが起きた時間をカレンダーにチェックしていけば、なんとなく次の日に起きる時間が掴めますよね?

あとは推測される赤ちゃんの夜泣き時間に応じて対応を行えばいいです。生活リズムを逐一変化させないといけないので大変ですが、あらかじめわかっているだけ心にゆとりが出来ますね。

逆にこの事実を知らないと夜泣きのことでイライラが続いてしまいますよ。

生後16週間以降は正常な睡眠パターン

生後4ヶ月目以降になると少しずつ大人の体内時間と同じになって生きます。朝起きて夜に寝る、という生活リズムですね。光を浴びることで体内時間の調整も出来ます。

赤ちゃんの体質しだいでは夜泣きの回数がガクッと減少し、お母さんも安心して眠ることが出来ますね。

体内時間を調整できるようになっているので、朝は出来るだけ太陽の日差しを浴びて外へお出かけすることをオススメします。

睡眠のタイミングもお母さんと同じところで寝るといいですね。そうすることで夜泣きを早く卒業できるとも言われていますよ。

生後16週間以降の夜泣きは明確な原因がある

生後4ヶ月目で体内時計が生成。本来なら大人と同じように眠ることが可能になりました。でも多くのお母さん達は4ヶ月目以降も夜泣きで苦しむことがあります。これは一体なぜなのでしょうか?

これは赤ちゃんの睡眠の質に問題があります。

赤ちゃんは生まれてから数年の間、外部から様々な情報を取り入れて、それを自分のものにしようとします。「三つ子の魂百まで」ということわざがありますよね?3歳までに得た情報は100歳になっても大きく影響を及ぼすのですよ。

そしてその情報の処理は何も起きている時間だけではありません。赤ちゃんは睡眠中も少しでも情報を得ようと、通常よりも浅い眠り(レム睡眠)が多くなっています

生後間もない赤ちゃんの場合、全体の睡眠時間のうち、浅い眠りが約半分。2歳児でも1/3(約4時間)も割合を占めています。

私達大人も深夜に震度3ぐらいの地震が起きた場合、気付いておきる人・起きない人に分かれると思います。これは地震が起きたときの睡眠の状態が浅いか深いかで代わってきます。もしくは今まで地震を経験したことがあるかでも変化しますね。

いずれにしろ、生後4ヶ月目以降は睡眠が浅い頃に「何か泣くだけの大きな刺激があった」ということ。そしてそれは赤ちゃんが健やかに成長する上で大切な試練でもあります。ヘタに泣き止ませようとせず、諦めて泣いた後どうやって安心させるべきかを考えたほうが精神的に楽ですよ。

子育てによる不眠はとてもつらいですよね。最初は戸惑うことがありますが、周りの人やママ友などを活用することで意外と簡単に収まることもあります。今ではネットの掲示板でも相談やグチを発散することが可能。イライラを溜め込まず、適度にストレスを発散させましょう。

赤ちゃんの夜泣きは全て「お腹が減っている」「おねしょ」「機嫌が悪い」とかだと思っていましたが、最初の数ヶ月は単純に「睡眠」に原因があったのですね。

けど、まだ睡眠が上手に出来ないのなら私達ではどうすることも出来ないですよ・・・。

どうすることも出来ない問題なのに「どうにかできる」と考え、「なぜ泣くのか」と悩んだ結果ノイローゼになり、一時的な育児放棄になる。こういうお母さんは少なくありません。赤ちゃんは些細な生活音でも起きてしまうことがあります。ですがここで慣れておかないと子供の為になりません。お母さんには「夜泣きは子供の成長の証」と割り切る心も必要なのかも知れません。

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