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お店と病院のお薬ってどう違うの?~市販薬と医療用医療品について~

      2016/09/15

あなたは風邪や不眠症に陥ったときどう対処しますか?おそらく「病院」か「お店」で風邪薬や睡眠薬を購入すると思います。けど、わざわざ病院へ行かなくて全部お店で買えるようにすれば楽だと思いませんか?
なぜ病院とお店売っている薬が違うのでしょうか?

成分の安全性によってランクが存在する

stevepb / Pixabay

薬局やドラッグストアー、コンビニ、スーパーなどで販売している風邪薬や栄養ドリンク。それらの中には「医薬部外品」や「第三類医薬品」などと書かれているものがありますよね?

これらは配合されている成分を元にその薬がどれだけ効果があるのかの指数となっているのです。

本来、お薬とはお医者さんが処方するものであり、素人が勝手に配合したり購入し飲んではいけないものだったのです。ですがそれだといちいち病院へ行かないと薬が貰えず、患者・医師共に大きな負担となっていました。

そこで比較的安全性が高いものを医師の診断が不要で気軽に購入できるよう、2006年に薬事法を改正しました。

ただ、安全性が高いといっても使用上の注意を守らないと副作用を発生させるものもいくつか存在します。そこで効果や安全性などを考慮し、第一類~医薬部外品(実質第四類)までランク付けしたのです。

これら一般人でも簡単に購入できるお薬のことを「市販薬(一般用医薬品)」といいます。カウンター越しに販売されるのでOTC医薬品(over the counter)と表記されることもありますね。

注意点として、「医薬品は配合されている成分によってランク付けされている」ということです。例えば、「たとえその成分の不眠に対する効果が薄くてもその成分が入っているなら第二類医薬品として取り扱う」ということ。この現象は第二類医薬品以降で見られるますね。ランクが高い=効果が実感できるというわけではありませんので注意。

市販薬の説明の前に、まずは病院で処方されるお薬について説明しましょう。

医療用医療品について

医療用医薬品とは、医師が診断して記入した処方箋を元に、薬剤師さんが患者さんにお渡しするお薬のことですね。この際、必ず薬剤師が常にいる薬局でなければいけません。

実質、病院の隣にある薬局でしか買えないということです。

入院中に出される薬も本人が目の前にいないだけで同等の流れで行っています。

デジレルやハルシオンを代表するような睡眠薬はほぼ全てここに該当。それ以外のものは第二種医薬品か健康食品になりますね。

医療用医薬品の正式な定義は以下のように定められております。

医師若しくは歯科医師によって使用され又はこれらの者の処方せん若しくは指示によって使用されることを目的として供給される医薬品をいう。

引用元:厚生労働省:医療用医薬品と一般用医薬品の比較について

医療用医薬品はどれも非常に強力で、使い方を誤れば健康被害は避けられず、最悪の場合死に至ることもあります。

時には医師も知らなかった副作用が起きる可能性も存在します。例えば平成19年(2007年)頃に話題になったタミフル。

タミフルとはインフルエンザに対するお薬であり、多少は副作用があったものの安全性は高いと考えられてきました。
ですが2007年頃にタミフルを服用した10代の子供が異常行動を起こし、25名が死亡しました。
現在では10代以下の子供にはタミフルは使用されていません。

なぜ死亡事故になるレベルの異常行動という副作用を止められなかったのか?海外では多少異常行動はあったものの死亡するレベルではなかった。つまり日本だけで起きた問題だったからです。

ですがこのような事例は稀有であり、大抵は医師の指示通り薬を飲めば安全です。ですが、薬とお酒をセットで飲む人や過剰摂取を行う人が多く、これらによる死亡事故が多いですね。交通事後での死亡者数より多いです。

お薬は用法容量を守り、正しく使いましょう。

なお、冒頭で「処方箋を元に」と書きましたが、処方箋なしで購入できる医療用医薬品も実はあります。これを「処方箋医薬品以外の医療用医薬品」といいます。
残念ながら処方箋医薬品以外の医療用医薬の中に睡眠薬はありません。睡眠薬が欲しいなら一度医師の診断を受けましょう。

第一類医薬品

ここからが俗に言う「市販薬(一般用医療品)」になります。

第一類医薬品とは、元々医療品だったけど安全性が高いもの、もしくは今までに無い新しい有効成分が配合された市販薬のことを言います。これらはそれぞれスイッチOTCダイレクトOTCとも呼ばれています。

安全性が高いとは言ったものの、過去には死亡事故が起きた製品もあるので注意が必要ですよ。

第一類医薬品はお店で買えるものの、販売店舗には薬剤師が居ないといけません。購入時には薬剤師さんから直々に使用上の注意を説明されますね。
ネットで第一類医薬品を購入する場合も同様です。注文後に薬剤師から質問メールが来ますので、それに返信後の発送になります。

厚生労働省の「第一類医薬品(H27.4.6改正)」「一般用医薬品(第1類、第2類)の主な種類について(H25.5.10)」によると、第一類医薬品に該当している成分は24種類。それらの成分を使った製品は101商品ですが、後者の資料は若干古く現在では96商品ですね。

この96商品の中に睡眠薬は入っていません。

要指導医薬品

要指導医薬品は2014年の薬事法改正に伴い新しく出来た区分。これは第一類医薬品の中でも一般用医薬品としてリスクが高すぎるものや、劇物に指定されているものをいいます。

先ほど「一般用医薬品(第1類、第2類)の主な種類について」の資料を古いと書きましたが、それは劇物も要指導医薬品として記載されていたから。

劇物以外の要指導医薬品に関しては、基本的に3年以上経過しても問題が起きなかったら通常の第一類医薬品に格下げされます。

2016年段階では28品目(うち劇物5商品)ですね。

医療費控除

第一類医薬品(要指導を含む)を1年間で10万以上(月換算で8400円)購入している場合、超えた分の医療費が医療費控除として帰って来ます。

この控除ですが、別に第一類医薬品だけでなく以下のものも該当します。

  • 医療機関に支払った診療費・治療費
  • 治療のために薬局・ドラッグストアなどで購入したかぜ薬や胃腸薬などのOTC医薬品購入費
  • 歯科の保険外費用
  • 出産費用(定期健診や通院費用を含む)
  • 介護老人保険施設の利用料
  • 入院の食事療養・生活療養にかかる費用負担
  • 特定健診の結果が、ある一定基準を満たす状態と診断され、かつ、引き続きその特定診断を行った医師の指示に基づき特定保健指導が行われ、自己負担金を支払った場合の当該特定健診の費用(自己負担)
  • 通院のための交通費など

引用元:第一三共ヘルスケア

これらに該当するもののレシートは絶対に捨ててはいけません。毎年2月中旬~3月中旬の期間で税務署が受け付けていますので、1年間のレシートと印鑑などを持っていきましょう。

これで医療費をグッと抑えることが出来ますよ。

第一類医薬品は元々医療品だったり、海外では医療品扱いのものが多いです。その為、病院のように一度薬剤師さんと話す必要性があるのです。
その代わり医療費の控除にも該当しているから出費が多い人でも安心して使えるね。

第二類医薬品

第二類医療品は第一類よりも効果や副作用が弱いものが該当しており、もっとも種類が多い分類となっています。厚生労働省の資料では以下のように定義されていますね。

  1. 専らねずみ、はえ、蚊、のみその他これらに類する生物の防除のために使用されることが目的とされる医薬品のうち、人の身体に直接使用されることのないもの(第一類医薬品及び毒薬又は劇薬を除く。)
  2. 専ら滅菌又は消毒に使用されることが目的とされている医薬品のうち、人の身体に直接使用されることのないもの
  3. 体外診断用医薬品
  4. 下記に掲げる漢方処方に基づく医薬品及びこれを有効成分として含有する製剤(長いので略)

引用元:厚生労働省:第二類医薬品(H27.4.6一部改定)

要は第一種医薬品以外での「①ムシやネズミを駆除する薬」、「②簡単な消毒成分」、「③検査薬」「④漢方」が該当。③の検査薬とは、ガンやエイズといった生死に関わるものから、コレステロール値を検査する薬品などのことを言います。

第二種医薬品は薬剤師、もしくは登録販売者と呼ばれる市販薬を販売するための国家資格を持つ人がいるお店でしか販売できません。ただ、第一類のように購入するたびに説明を聞く必要はない

第二類医薬品は法律により、パッケージに大きめの文字(8ポイント)で「第二類医薬品」と書かれていますので分かりやすいですよ。

指定第二類医薬品

第二種医薬品の中でも、用法容量や使用条件を正しく使わなければ大事故に繋がりかねないものを指定第二種医薬品といいます。市販の風邪薬や水虫、痔、睡眠改善薬は全て指定第二種医薬品に該当しています。

睡眠改善薬は人を眠りへいざないます。もし、これを服用後に機械や車の運転を行うと交通事故や誤操作による大事故に繋がりかねませんからね。

一部製品(成分)には第一類から指定第二類にランクダウンしたものもあります。

特定の条件を満たす人にとっては劇物になる可能性がある場合も指定第二種(場合によっては第一種)に分類されています。

ちょっと脅かすようですが、厚生労働省の指定第二種医薬品という資料によると、過去にいくつか死亡事故が起きていることが確認できます。商品によっては1人1つしか買えないものが存在している。

相性や体質にも関係性があるものの、正しく使いたいですね。

なお、第二類医薬品に該当している睡眠成分は主に2つ、「ジフェンヒドラミン塩酸塩」と「ブロモバレリル尿素」が該当します。このうち、ジフェンヒドラミン塩酸塩に関しては睡眠改善効果は一回しか降下を発揮しません。
ブロモバレリル尿素に関しては医療用医薬品としても扱われており、摂取量次第では死亡したり危篤な状態に陥る危険な成分。

不眠症の改善では第二類医薬品は使わないほうが身のためでしょう。

第三類医薬品

第三類医薬品は第二類医薬品よりも効果が穏やかで副作用の心配も少ないものが該当します。

販売店舗は第二類医薬品と同じで薬剤師や登録販売者が常駐するお店でしか販売できませんが、彼らが居れば普通の店員さんがレジをしても問題ありません。

眠気覚ましやコレステロールの改善といったお薬が該当しますね。

医薬部外品

リポビタンDを始めとした栄養ドリンクからのど飴、ビタミン剤、歯磨き粉などなど、薬局だけでなくコンビニでも購入できるものが医薬部外品ですね。ネット通販されている育毛剤や健康食品にも医薬部外品は多いです。

効果効能としては非常に穏やかであり、せいぜい予防や気休め程度にしかなりません。

健康食品

健康商品は上記に該当するような成分を一切使用していない商品のことをいいます。健康食品という名前の通り、健康になるための食品であり薬ではありません

健康食品にもいくつかランクが存在するものの、非常に長くなるため説明は別の機会に行います。

健康食品とは第一類医薬品のような医薬成分によって体の病気を治すのではなく、食べるものによって体質を本来の形へ戻していくという漢方的な考えで販売していますね。

第一類医薬品のように即効性はないと考えられていますが、カモミールのように海外では医療成分として扱われているもの、シトルリンのように安全性が確認された為に医薬品から除外されたものがいくつか存在しています。様々な研究機関でその成分が人にどのような影響を与えるのかも研究されており、一部成分においては医薬品以上の成果を上げることもありました。

ですが、健康食品の多くはその成果を上げただけの量を配合していないケースが非常に多く、一部製品においては配合量を一切公開していないことも・・・。これでは本当に効果があるのか分かりませんよね?

当サイトでは有効成分とその配合量から、「本当に効果があるのか?」をしっかりと調査・分析を行っています

もしあなたが「眠れない」「寝た気がしない」といった不眠症で悩んでいるなら、一度当サイトで睡眠サプリを検索してみてはいかがでしょうか?

本当はお薬は全て医者が管理しているのがベストだけど、それだと負担が大きいからいくかのランクで分けてそれぞれ管理しているんですね。
こうすることで医師に時間的余裕がうまれ、年々膨れ上がる保険料も抑えることが出来る。国としては一石二鳥のシステムだった、ということが今回のまとめめです。

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