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【禁止】決してやってはいけない断薬の方法

      2017/02/16

睡眠薬やうつ病の薬って危ないイメージがありますよね?

実際に色々な本やサイト、動画などで抗うつ薬・睡眠薬の危険性を説明しているものが多いです。今すぐ止めてしまったほうがいいのでしょうか?

自己判断での急な断薬はあなたを死へと追いやります

最近のサイトやユーチューブなどの動画サービス、本などでたまに見かけるのが「医師は不要な薬をわざと処方して薬づけにしている」という記事。

ヤフーニュースでも記事になったので一度は見たことがある人も多いでしょう。

医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏は睡眠薬の投与に懐疑的だ。

「エチゾラムのような睡眠薬は朝まで薬が残り、ボーッとしてしまったり、転倒してそのまま寝たきりになったりする人もいます」

他にもマイスリー、ハルシオンといった短期間作用型の睡眠剤もよく使われる。医薬ビジランスセンター理事長(内科医)の浜六郎氏が、その副作用を語る。

「前向健忘といって、酒に酔って前の日のことをまったく覚えていないのと同じような状態になります。その人の普段の状態からは想像がつかないほど性格が 変わったり、事故を起こしたり、人を傷つけたり、場合によっては人を殺しても自分のやったことを全く覚えていないということが起きる。また、これらの薬は続けて服用していると、1日飲まなかっただけで、翌日痙攣を起こすこともある」

引用元:ヤフーニュース ~ダマされるな! 医者に出されても飲み続けてはいけない薬~一般的な頭痛薬、降圧剤、抗うつ薬…がはらむ危険 「メジャーな薬=安心」ではない

確かに不要な薬を処方したり、患者さんに知識が無いことをいいことに余計なお金を巻き上げる悪徳医師も存在します。

ヤフー知恵袋などでは「不眠よりも医師に対して苦しめられた」という相談がいくつかありますね。

相談者だけの言い分なので全面的に医師が悪いとはいえません。ですが、相談内容の殆どが「医師の態度」や「明らかに金に走っている」という内容ばかりでした。

医師本人がどんな気持ちだったのかは分かりませんが、患者にそう認識された時点で信頼関係なんて築けないでしょう。

このような対応の医師ばかりな現状、「ドクターショッピング」と呼ばれる様々な医療機関を受診する人が増えているのも仕方の無いことなのかもしれません。

こんな医師に人生をメチャクチャにされるなんてイヤだよ!自分の身は自分で守る。睡眠薬なんてやっぱりいらないんだよ!
確かに、このような医師は正直少なくありません。ですが既に服用している方や自殺願望が芽生え始めた人がいきなり薬を立つととんでもない事態に発展します。

その後、ネットの情報などから「薬に意味はない」と判断した岩本さんは勝手に断薬をしてしまう。

「今までになく強い耳鳴りや筋肉のけいれん、過呼吸が起こるようになり、病院に緊急入院されました。当然、仕事はクビに。今はまた別の抗うつ剤を飲んでいますが、これが正しいのかもわかりません」

引用元:日刊SPA!ネット情報に踊らされたうつ病患者の行く末。自己判断で“断薬”したら緊急入院するはめに…

上記の記事の人は薬の副作用で苦しい思いをしたので医師に相談したが改善しなかった。その不信感から自己判断で断薬したら余計大変なことになった、という事例です。

「睡眠サプリメントを服用しているから大丈夫」と過信し、いきなり睡眠薬の服用をゼロにすることは自殺行為に他なりません。

次の項目では、決してやってはいけない睡眠薬の断薬方法について紹介しています。

やってはいけない断薬方法1:自己判断で行動する

睡眠薬はあなたにとって必要なお薬です。

ですがお薬も一歩間違えたら「毒」や「麻薬」とまったく同じ。むしろ毒を効果的に使用しているものを薬と呼んでいるだけです。

もし、いきなり自己判断や睡眠薬の服用を止めると「不眠症の一時的悪化(反跳性不眠)」や「依存性」により、睡眠薬を服用する前よりも苦しむ結果に繋がります。

現にこれによって自殺や症状の悪化で苦しむ人も毎年一定数いますので、安易な自己判断で睡眠薬の服用を中断してはいけません

なので自身が今現状で本当に睡眠薬から脱却が可能かどうかを医師と話し合う必要がありますね。

「現状の睡眠時間」「睡眠に関するストレス」「睡眠薬の服用期間」これらを考慮してプランを立てていきます。

この断薬までプランについては睡眠学会によってルールが決められているので安心してください。

医師が話を聞かない&横暴な態度をとる場合

医師の中にはろくに私達の意見を聞かない人や横暴な人が一定数います。

やさしい言葉遣いで真摯に話を聞いているような医師でも、断薬の危険性を過度に煽ったり話をそらそうとすることがあります。

少しでも「おかしい」と判断した場合は「セカンドオピニオン(別の医師に相談)」することを強くオススメします

これには2つの意味があります。

ひとつは「その医師が言ってることが正しいのかわかる」ことです。

医師が代われば治療や改善の手法も変わるケースがあります。体の病気の場合は得意不得意や医師の情報量によって本当に変わりますしね。

もし他の医師も「まだ早い」というのであればそうなのでしょう。理由を良く聞き、理解が出来たならその通りに対応すべきでしょう。

セカンドオピニオンを勧めるもうひとつの理由は「本当にその医師が信用できるのかの最終判断」としての利用です。

横暴な医師やお金しか考えていない医師は十中八九ボロを出します。

「信用できないなら別の病院へ行け」「あなたは素人だから分からないんだ」「二度と来ないでください」などなど・・・

優秀な医師の場合、しっかりとセカンドオピニオンに対しての資料を作りつつ「またいつでも来てくださいね」という対応をとってくれます

セカンドオピニオンの探し方ですが、もっとも簡単な方法が「自身の都道府県 不眠症 セカンドオピニオン」と検索することですね。

最近ではセカンドオピニオンを積極的に受け入れてくれるところが増えてきましたので、最も近いところや評判のいいところを調べてみるといいでしょう。

やってはいけない断薬方法2:不眠症の大本の原因を解決してない

あなたがどの不眠症のタイプなのかは分かりませんが、どのタイプにも必ず原因というものが存在します。

断薬を意識し始めた人の中には不眠の原因を改善し終わっている人も少なくありませんが、まだ原因を解決していない場合はその対応も行わなければなりません。

例えば、隣人の騒音が原因で不眠症になったなら、その騒音をどうにかしないと眠れませんよね?

ですので、そういった原因を何らかの方法で取り除く必要があるのです。出なければ再度睡眠薬を服用し始めなければならないでしょう。

外部が原因の場合は自身で対処できない場合もあります。

そういった時は「寝具の質を1ランク上にしてみる」「生活習慣を朝方に正す」などを行うといいでしょう。

眠る環境の改善を行うことで睡眠の質の改善も向上しますので、お金に余裕があれば寝具にお金をかけるべき。

寝具に関しては「寝具の情報と口コミ一覧」で色々と紹介していますのでぜひ活用してみてください。

やってはいけない断薬方法3:いきなり睡眠薬を中断する

これは「やってはいけない断薬方法1」と少し似ていますね。

睡眠薬はその効果が脳に作用するため、効果が麻薬とほぼ同じ。むしろ麻薬を適切に処置したものが睡眠薬といっても過言ではありません

その為、睡眠薬から卒業するためにはある一定の手順を踏む必要があるのです。決して自己判断だけでは卒業できないのですよ。

禁断症状の少ない睡眠薬から脱却できる服用パターン

次の服用方法は睡眠薬から卒業するための飲み方。医師と相談の上、自分はどの飲み方がいいのかをしっかり判断しましょう。

少しずつ量を減らす・・・漸減法(ぜんげんほう)

これは毎日の睡眠薬の量を少しずつ減らしていくパターンですね。もっともスタンダードな睡眠薬からの脱却方法になります。

おおよそ一ヶ月単位で薬の量を減らしていきます。この時の減らす量に関しては医師の判断によりますが、錠剤を3/4にして飲むのが一般的ですね(当然、他のパターンもあります)。

服用する睡眠薬の種類を変えてみる・・・置換法(置換法)

睡眠薬にも効果時間や脳で作用する場所によって色々な種類に分けられます。

この場合は短時間作用するタイプを長時間のタイプに変更することが多いですね。最初のうちは長期間と短期間を両方使うケースが多いです。

また、長期間のものをそのまま使うと私生活にも悪影響が出てしまうので、大抵の場合は飲む量を減らします。

睡眠薬を飲まない日を作る・・・隔日法(かくじつほう)

これは今まで服用してきた睡眠薬の服用タイミングを少しずつズラしていく方法ですね。例えば、毎日服用していたものを1日おきに服用していく、という方法です。

睡眠薬のタイプしだいではこの方法は使えないので、あまり使われることは無いですね。

断薬に失敗した場合はどうすればいいですか?
睡眠薬の断薬に失敗する事はよくあること。その場合は薬の量を一時的に戻したり、別の断薬方法を試すのが一般的です。

睡眠薬以外の治療方法も少しずつ増加してきた~光療法とは~

実は最近、睡眠薬以外にも治療方法が存在するってご存知でしたか?

アメリカでもっとも偉大な精神科医に送られる「アンナ・モニカ財団賞」を受賞した「ノーマン・E・ローゼンタール」氏。その人物が考案した光療法(高照度光療法)が今世界中で注目されています。

光療法とは、機械よって擬似的な太陽の光を再現。それによって睡眠の問題を改善する方法です。

「たかが光で?」

なんて考える人も多いでしょうが、光療法は睡眠だけでなく、うつ病や新生児黄疸の治療にも役立っているのですよ。

光療法についてはこちらで詳しくご紹介しています>>

光療法は病院で行うと待ち時間などで時間がかかるので自宅で行うといいですよ。

まとめ:一番大切なのは医師との信頼と会話

  • 辛くて苦しいでしょうが「自己判断による睡眠薬の中断」はとっても危険
  • 最近は睡眠薬以外にも「光療法」による治療方法も存在する
  • 医師との信頼関係が一番の治療の近道

睡眠薬は本当に危険なものですが適切に使うことで不眠症を一時的に改善することが可能です。

ですが、ずっと使い続けると副作用や離脱症状により睡眠薬に依存してしまうので短期間の使用に留めるべきです。

もし現状で長期間の使用になっているなら、一度医師と相談してみるべきでしょう。

その医師が未熟だったり信頼関係が結べなさそうな場合、逆に自身を苦しめる結果に繋がります。

かなり大変ですが、「あなたが本当に安心できる医師」を見つけることが睡眠薬から卒業できる第一歩なのかもしれません。

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