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睡眠改善薬に配合されているジフェンヒドラミン塩酸塩ってどんな効果があるの?

      2017/01/31

睡眠改善薬によく配合されている有効成分『ジフェンヒドラミン塩酸塩』のがなぜ睡眠に効果があるのか?副作用はあるのか?安全性や依存性など、本当に使っていいのかちょっぴり戸惑ったりしますよね?

使っても大丈夫なのでしょうか?

ジフェンヒドラミン塩酸塩とはそもそも何?

ジフェンヒドラミン塩酸塩(Diphenhydramine)はドリエルを始めとした睡眠改善薬の有効成分ですね。本来はアレルギー反応を抑える効果や、動物の乗り物酔いの予防薬として使用されています。
この成分を使用した製品は、効果・効能の性能を問わず「第二類医薬品」として取り扱われます。

アレルギーや酔い止めの成分がなぜ市販の睡眠改善薬として配合されているのでしょうか?

現代でも皮膚に対してのかゆみの改善などにジフェンヒドラミン塩酸塩が使われています。服用薬としても使用されていましたが、飲んでから眠たくなってしまうという副作用があり、色々と問題視されてきました。

その「眠たくなる」という副作用を逆に利用して出来たのが2003年に発売した「ドリエル」なのです。それまでは薬局でこのような薬がなかったので発売当時から大人気商品となり、今では成分がほぼまったく同じな類似品が多く発売しています。

ですが、所詮小さな副作用を利用しただけの製品。本格的な不眠症の人にはあまり効果は見られないですね。

なぜ睡眠に対して作用するの?

さて、なぜジフェンヒドラミン塩酸塩を服用すると眠たくなるのか?

ドリエルの公式サイトでは「ジフェンヒドラミンがヒスタミンの結合作用をブロックすることで催眠鎮静効果が現れる」と書かれていますが、これだと良く分かりませんよね?

これを分かりやすくいうと、「中枢神経(神経の中心部)の活動を抑えることで体の働きを弱める。結果、体の活動が鈍くなり、眠たくなっている」ということです。

アレルギーや一時的な不眠症は副交感神経の異常な高ぶりから発生します。その神経の高ぶりを中枢部分からシャットダウンしているわけですね。

中枢神経からシャットダウンと書くと凄い成分だと思ってしまうでしょうが、実際にそのレベルになるにはとんでもない量が必要になります。

スマホで例えるなら「ネットで動画を見ていたら少し読み込みが遅くなったかな?」という感じでしょうか。

休息中だったり退屈、単調な仕事をしているなら睡眠を誘発させてくれるでしょうが、体質や状況次第ではまったく効果を発揮できません

また、この成分の効果ですが、一回服用してしまうと体に耐性がつき、中枢神経を押さえられなくなります。2回目以降はほぼ効果がなく、6回目以降は偽薬とまったく同じレベルになで落ち込みますね。

当たり前ですが、中枢部を麻痺させるので眠たくなる・ならないに関わらず判断能力や集中力が鈍ります。このような状態を「インペアード・パフォーマンス(鈍脳)」と言うのですよ。

この成分を使った製品の注意書きに「車や機械を操作する人は服用しないでください」という注意書きがあるのは、眠気だけでなくインペアード・パフォーマンスによる反応速度の低下、ひいては大事故の防止のためです。

副作用は大丈夫?

安全性や依存性ですが、あまりに大量の量を服用すると幻覚や異常行動を起こします。

ですが市販の睡眠薬の量ではそこまでの量はありませんので安心してください。ただ、日常的に使用した場合は心理的に依存してしまう傾向がありますので注意。

ドラッグストアではデザインと「指定第二類医薬品」という文字で「これを使えば眠れる」というイメージが膨らみますが、実際にはあまり睡眠では期待できない成分なのですよ。
まったく同じ成分を使ったお薬にレスタミンコーワ糖衣錠というのがあります。こちらは価格が安いのに量が睡眠改善薬より多いんですよ。どうせ買うならこちらのほうがいいですね。

ジフェンヒドラミン塩酸塩より睡眠効果の高い成分は?

ジフェンヒドラミン塩酸塩は神経の鈍化により睡眠を誘発させる成分でした。

似たような働きをする成分としては医療成分であるブロモバレリル尿素と、沖縄が名産地である睡眠ハーブクワンソウがあります。

前者のブロモバレリル尿素に関しては一昔は睡眠改善薬として使用。現在でも鎮痛剤の副産物として睡眠効果をイメージさせる製品はいくつかあります。
ですが、使用上の注意を守らなければ簡単に死亡事故へ繋がる危険成分であり、アメリカでは完全に使用を禁止麻薬のような依存性も確認されています。

もう一方のクワンソウですが、こちらはごく最近睡眠効果が科学的に証明されたハーブですね。

まだまだ研究段階であり科学的なメカニズムは分かっていないという問題点はありますが、3年間の人体実験の結果では、睡眠の質に関わるノンレム睡眠の向上が確認。その一方で副作用や依存性がまったく無いということも確認済みとなっています。

効果自体は医薬成分に引けをとらないので、「眠れない」「寝た気がしない」という悩みを改善するならぜひクワンソウを使った睡眠サプリがおすすめですよ。

クワンソウを使用した睡眠サプリの中でも、マインドガードDXという飲む睡眠サプリが一番配合量が多く、睡眠改善効果も期待できます。

不眠症は放置するとうつ病などの精神疾患を引き起こします。「眠れない」と悩み始めたらぜひ一度使ってみてくださいね。

ジフェンヒドラミン塩酸塩について知っておきたいこと「まとめ」!

  • ジフェンヒドラミン塩酸塩は本来「乗り物酔い」対策のお薬
  • 「睡眠効果」は薬の副作用を用いたものであり、効果も最初の1回目だけしか効かない
  • 1週間以上使うのなら睡眠サプリや睡眠薬などを使用しましょう

「ジフェンヒドラミン塩酸塩」は代表的な睡眠改善薬に配合されているお薬ですが、その効果は限定的です。

例えば、「明日は大切な用事があるけど眠れない」という場合は効果的。

逆に言えば、1週間以上続くような不眠では不向きです。
可能なら睡眠サプリで不眠症を体質的に戻していくのが健康的ですね。

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